人妻地獄16

一瞬「エッ!」という驚きを見せた後、しなければいけない行為を想像したのか、恥辱と羞恥に顔をまみれさせ、全身を紅潮させながらモジモジとベッドの上で体を動かしました。

「聞こえただろ?早く指に、いやらしい汁をつけて俺にちょうだい」

左手をグーにし、口元に当てうつむく佐久間さん。しかし右手は、ゆっくりゆっくり、自分の陰部へと運んでいきました。彼女の顔を見ていたくて、アソコに運ばれた指の動きは見ていませんが、たぶん指の腹を上に向け、ひしゃくで水をすくうように、愛液を取ったのでしょう。

おずおずと僕の口元に運ばれてきた指。予想より遙かに多い量の愛液が、指先に付着していました。指を差し出しながら、相変わらず顔をシーツに向けうつむいたまま。

「アヤは誰かに飲ませたり食べさせる時、その人の顔を見ないのか?俺を見て、それに言うことがあるだろう?」

口に当てた手を、さらにギューッと握りしめながら、顔を起こしました。恥ずかしさを浮かべ、不条理なイジメに困り顔をしながらも、欲情しているのが瞳で分かります。

「アヤのそれ、ちょうだい。だから、ちゃんと言うことあるでしょ?いやらしいオツユを飲んであげるんだから」

口に手を当てたまま、小さな小さな声で、佐久間さんは言葉を発しました。

「……下さい……」

「え?聞こえないよ。もう一度」

「のんで、ください」

「もう一度。飲んで、じゃなくて舐めてあげるから。ほら」

「舐めて…………ください」

「何を?」

「何を……そんな……」

「言えないのか?」

「わたしの……私の…………」

「私のいやらしいオツユを、舐めて下さい、だよ。」

ふと視線を落とすと、乳首が硬く、今日これまで見たことのない位勃起していました。色白の乳房に、こぶりな二つの桃色をした突起が。女性から見ても、理想的な乳房と乳首の形なのではと思える、可愛らしい色と形をしています。ですが乳首の勃起具合は、清純な雰囲気を感じさせる胸に不釣り合いな、性の為の道具になっていました。

「言えないなら、お仕置きだな、ほらっ」

両方の乳首を同時に、指で挟み込み、押しつぶしました。すべての指で乳首の表面をこするようにしごき、コリコリとした感触を楽しんだ後、指でつまんだのです。小さなツマミを操作するように。

この後、この直後です。張り詰めた乳首へお仕置きをした直後、僕の予想しなかった反応を佐久間さんは示したのでした。

硬く充血した乳首をひねりながら「お仕置きだ」と口にすると、「いや、いや、いやぁ、お仕置きなの?お仕置きされちゃうの?」甘くたどたどしい、でも大きな声量で、惚け蕩けながら佐久間さんは豹変しました。

(どうしたんだ?こんな佐久間さん、見たことない)

自己主張が強い女性ではありませんが、芯のある面を感じさせる彼女が、甘え上手ですがるような雰囲気になってしまいました。「お仕置き」という単語を聞いたせいで、ここまで変わるのか……いったい、佐久間さんの中でお仕置きという単語にどんな意味があるんだ?

「コウちゃん、お願い。言うから、言うから……お仕置きしないで」

嘘です。お仕置きして欲しくないのではありません。SやMの世界にうとい僕だって、佐久間さんのこの振る舞いは、お仕置きを拒んでいるのではなく、求めているのだと分かります。だって、激しく物欲しそうな顔になっているんですから。

こういう駆け引きや、隠れていた内面を呼び起こす佐久間さんの素振り。僕はますます、彼女をいじめたくなりました。

「じゃあ……分かったよ。ちゃんと言えて、その後もいい子に出来れば、お仕置きなしも考えるよ」

大した意味もなく、そう口にしました。ところが佐久間さんにとっては、彼女の願望なのか、お仕置きを与えられるきっかけになるこの会話を聞き逃さなかったようです。命令を守り良い子で通すのか、それとも遠回しにお仕置きを誘うのか……

「アヤ早く。いつまでも待たせないで、早く俺にアヤのをくれよ。お願いしながらね」

「アヤの、エッチなオツユを、舐めて下さい」

淫語を口にし、愛液が滴る指を再び差し出してきました。僕は素直に口を開き、指を根元から飲み込もうとしましたが、考え直しました。愛液だけを味わいたい、そう思って大きく開いた口を少し狭め、舌だけを佐久間さんの指に這わせました。

舌の先があと少し……あと少しで愛液の雫に届きそうになった時、上目遣いで佐久間さんをうかがいました。そこには、首を少し傾げ、濡れた唇を緩め、もどかしいたまらなさを熱くたぎらせた表情を浮かべる淫らな女がいました。

その顔を見やると思わず淫靡な笑みを浮かべてしまい、自分のS心が満足するのを感じながら、ゆっくりと、舌の先端で指の上に拡がる恥ずかしい液体を吸い取りました。

舌に感じた愛液の温もり。舌先を丸め、口へと戻し、口腔全体で淫らな雫を味わいます。口の中の粘膜に、佐久間さんの愛液が染みこみ、舌の上にねっとりとした感触と艶めかしい味わいが伝わってきました。

喉を鳴らし、自分の唾液ごと愛液を飲み込みました。わざと大きく、嚥下する音を響かせながら。

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