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ストッキング

淫臭遊戯07

「ええ、確信は無かったんです。だけど私が捨てた所見てたのは、裕二さんだけだから」

(やっぱりそうか、美沙ちゃん、俺を試したのか)

確信は無かった、平然とのたまう美紗。しかし裕二は怒りを感じることなく、美紗以外の誰にも自分の変態行為を知られていないことに、安堵した。

「なーんだそっか」

俺はなんて間抜けなんだと後悔するも、自白を翻すことはできない。実際にやってしまったことを、していないと言い張る気力はもう残っていなかった。

「裕二さん、私のストッキング、どうしようっていうんですか」

美紗が知らぬ訳はない。そういうフェチな男性がいることも知っていたし、自分だって偏愛的な嗜好、性癖は理解できる。だが、改めて裕二の口から、その訳を聞いてみたかったのだ。

「どうするってそれは」

「やっぱり匂いを嗅いだり、舐めたりしてオナニーするんでしょ?」

図星である。鋭く正解を突かれ、裕二は無言でいるしかなかった。

「裕二さん、私、このことは誰にも絶対言いません。だから」

ストッキングを用いて自慰行為に浸ろうとしていたことまで見抜かれ、またもやショックを受ける裕二。ショックの余り、可憐な少女の口から「オナニー」という言葉が飛び出したことすら頭に入らない。

「盗んだお詫びと思って、ストッキングで何をするのか、私に見せてください。興味あるんです、男の人が、どうするのか」

美紗も自分の言っていることの異常さに頬を赤らめた。自分が穿き捨てたストッキングで自慰を強制しているのだから。しかもそれは、美紗自身の恥汁と汗にまみれた汚布なのだから。

「で、でも、するって言ったって……どこで」

裕二は、美紗に責められているこの状況に、ふつふつと歪んだ劣情を湧かせ始めていた。中学生時代、年上の佳織に秘戯を目撃された時から、彼に被虐願望が芽生え始めていたのかもしれない。

「この先ホテルありますよね」

今度は美紗が彼の手を取り、引っ張るようにホテルのある方角へと足を運びだす。この公園はラブホテルに隣接していることで、地元では有名なスポットなのだ。

グングンと手を引き、彼を先導するように歩を進める美沙。

「ちょ、ちょっと、美沙ちゃん!」

内気、とは言えないまでも、ホテルへ男を引っ張り込むような強引さを美沙から感じたことはない。美沙の豹変に驚き、事態がうまく飲み込めない裕二は、抗う口調で躊躇をしめす。

しかし、足は止まらない。止まるわけがないのだ。美沙から「ストッキングをどうやって自慰に使うのか?」と問われた時から、頭の中は淫臭漂うストッキングの股間に顔をうずめることばかり想像しているのだから。

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(こんなこともあるんだな……早く、美紗のストッキングのあそこに鼻をつけて、それから……)

想像しただけで甘美な刺激が体を駆け巡る。一刻も早く、美沙の穿いていたストッキングの、酸味を帯びた臭気をクンクンしてみたい……匂いフェチな嗜好まで顔を覗かせ始めていた。

ホテルに入り、フロントにある部屋選択パネルの前に立つ。ここは男の責任と思い、裕二が部屋を選ぶ。鍵を受け取り、エレベーターで部屋へ向かう。二人とも無言のままだ。

だが、気まずい空気はまったくない。裕二は美紗に自慰を見られる禁断に、美紗は裕二のギラギラした視線に晒される期待に、お互い淫劣な妄想を沸らせ、それぞれの性器を分泌液で湿らせているのだから。

部屋に入り、裕二はベッドに座る。美紗は彼と向かい合う位置にあるソファに腰を落ち着ける。

(ここからは、私が、私が好きなように、リードするんだから……だって裕二さんは、悪い人なんだから。やらしくて、変態で、最低な私を目で犯したり……はっ、ぁああっ……どこが気持ちいいんだ、オマンコだろ!ってえっちなこと言わせたり、ストッキングをはあはあしながら匂い嗅いだり、舐めたり……ああぁんん、どうせ、ストッキングじゃ我慢できずにここ、ここをベロベロ舐めたりするんだから……はぁん、考えただけでおかしくなってくる)

虚ろな目で裕二を見やる。裕二は、美紗が緊張でそんな目つきをしているのだと勝手に想像していた。美紗が汚臭漂う駅のトイレでマンズリにふけり、淫語を口にしながら蜜汁を飛び散らせる女とは知らないのだから無理も無い。

無言でいる美沙に飲まれたのか、急に裕二は犯罪行為を詫びだした。

「美紗ちゃん、ごめんねほら、これ取っちゃったんだ。でも、違うんだよ……美紗ちゃんが気になってて、だから欲しくてさ……こうしてね、美紗ちゃんの身に着けた物を、触ったりクンクンしたり……ううっ、舐めちゃったりするとさ、はあーーーあああーーーー、俺、すごい、アソコがカチカチになって」

女性に恥をかかせてはいけない、自分から行動しなくてはという、この期に及んでの妙な気づかいと気持ちの昂ぶりから、裕二は変態独白を開始してしまう。

取り出したストッキングを手に持ち、スタッフルームでの行為をなぞるよう、足先に鼻を密着させ、スーハーと大きく呼吸をはじめる。

それだけではない、裕二はズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出させ、美紗にすべてを見せつける。おもむろに肉棒を握りしめ、上下に強く摩擦を加え始めたのだ。

(す、すごい!!!あっ、あ、やだっ、裕二さんのおちんちん、おっきくなってきてる……い、いやあ!嗅がないで!私のストッキング、嗅いだりしないで!)

声を出せず、口に手を当て、美紗は呆然と裕二の独演会に引き込まれる。裕二は、仕事中に果たせなかった思いを遂げようと、足先から鼻を進め、ストッキングすべてに鼻をつけていく。そしてとうとう、美紗の秘唇に触れている部位に辿りつき、ひときわ大きく鼻から息を吸い込む。

「ああっ、裕二さん!!!そ、そこダメーー!!!」

羞恥のあまり、美紗は声を上げてしまった。自分でも、その部位がどんな匂いを発しているかは分かる。淫らな一人遊びの時、部屋に漂う蜜臭と同じ物が、たっぷりとストッキングの股間部分に染み込んでいるはずだ。

クンクンスーハーと美紗の淫臭を吸い込み続ける裕二。それだけではない。美紗に見せつけるように、舌を突き出した。クンニをするように、秘肉が放った蜜臭を吸った箇所へ、舌をベットリ張りつかせ、上下に舐め上げ始めた。

「そ、そんなのダメっ!そんなとこ、ああ!アソコのトコ……そこ、舐めちゃいやあーーー!!!」

美沙の悲鳴が、裕二の肉欲を煽る。舌に伝わるストッキングのざら付きを、まるで美沙の陰唇にあるうねりのように感じ、性器の硬度はますます高まる。

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裕二がストッキングを舐め回す姿を見て、美沙は全身を唇で愛撫されているように感じた。呆けた表情で口を半開きにした美沙の口から、赤い舌がチロリと顔を出した。

「裕二さん……あはぁ、ああ、そんなに、そんなにしないで……」

左手でストッキングを持ち、右手で勃起をしごき続ける。ストッキングの股間部分を、犬のように鼻を鳴らしながら嗅ぎ、スーッスーッンーッンーーッと声まで出す。匂いでは飽き足らなくなると、舌を突き出し、股間をベロリベロリと舐める。

ストッキングを弄びながら、チラチラと美沙へ視線を送る。白眼の部分は血走り、獰猛な目付きで美沙を見やる。

(はっ、はぁーーん、裕二さん……そんな目、しないで……あっ、ああ、犯されちゃう……)

バイト先の店内で、女性スタッフの尻を視姦していた時の目になっていた。

(こんな風に見られたかったんだ……私、裕二さんに、この目で見て欲しかったの!!!)

裕二の視姦に、美沙はクラクラとしながら立ち上がる。スカートを取りショーツも脱ぎ捨て、親指と人差し指、そして中指でコリコリとした突起をつまみあげた。

美紗の蜜壺からは透明な液がこぼれ落ち、さらに淫らな酸臭が立ち昇り部屋に充満しだす。バイトで汗をかき、汚れた秘部は、汗と排泄物の残り香、そしてメス独特の発情臭が混じりあった、オスの交尾欲を煽りたてるフェロモンにまみれている。

「美紗!見て!俺こうして、こんな風に、美紗を想像してチンポをこするんだよ!ああーーー、き、きもちいい!!」

いつのまにか裕二は下半身を美紗の目前に接近させていた。裕二も美紗と同様、発情した動物臭を性器周辺から立ち昇らせながら、露出自慰にふけっている。

(こ、こんな目の前に……おちんちんが……裕二さんの、変態チンポ!!!あっーーーああーーーー)

美紗が見つめる前で、裕二は必死に性器をこすり上げ続けていた。

(いやぁっ!!!男の人って、こんな風にオナニーするの?)

男性経験はある美紗だが、ゴシゴシと男性器を自らしごきたてる行為を目の前で見たのは初めてだった。しかも、その行為をしているのは、好意を寄せている男性である。

美紗より年上とはいえ、まだ若い裕二の体は線が細く、少年の雰囲気を漂わせている。なのに下半身の一部分だけは、血管が瘤のように浮き立ち、先端から吹き出した先走り汁にまみれ、女に飢えた雄に変化している。

ハアハアと息を荒げ、指で露を亀頭に塗りたくるように自慰行為にひたる裕二。陰茎からは、クチュクチュと摩擦音が発せられ続けている。しかも、自慰行為のオカズは美沙が身につけていたストッキングだ。美紗の敏感な部分に当たっていた部分を舌先で舐め、犬のように鼻を鳴らしながら匂いを嗅ぎ、ひたすら勃起ペニスをこすり続けている。

(あああっぁも、もう私、変になる)

頭に血が逆流し、手の先が痺れる。密室で見せつけられる、裕二の変態自慰行為に煽られ、美紗は口をぽかりと空け、先走りにぬめる裕二の勃起に顔を近づけていく。

「あっ、ああぁ、ゆ、裕二さん……おちんちん、おちんちんが、汚れてきちゃったよ。おつゆが出て、汚れちゃってるよ」

「あっ!美紗ちゃん!みさ!!あっ、いきなり、ああっ、そんな!!!」

「はぁん、も、もう我慢できない!おくち、おくち……おくちに、お口に!!!」

おくち、お口と喘ぎながら、美紗は舌を出しながら裕二の汚棒を含んでしまった。

「おっっ、おおっ!美紗ちゃん!!」

「んっんんっっんぐっ、んぐっ」

美紗は両手を裕二の臀部に回し、しっかりと掴んで腰を引き寄せ、さらに深く先走り汁にまみれた勃起を口中でホールドする。

(美味しい、おいしい!はぁん……裕二さんのチンチン、美味しい……おちんちん美味しいよぉ!!!)

フェラチオの技巧に優れている訳ではない美紗だが、口に含んだ肉棒を舌で舐りまくり、時たま袋にまで舌を這わせ、愛おしそうに頬へ裕二の勃起をなすりつける。

「あっあっ、ああっ、美紗!気持ちいい!!凄いよ、美紗のフェラ、最高だよ!!」

口だけではなく、顔全体を使った美紗の愛撫にたまらず声をあげてしまう。

(はぁ、舐めてたら、わたしまで、へんになってきた。お口の中が、熱いの)

腰に回した手を下ろし、美紗は湿地のようになった蜜壷を自らの指で掻き混ぜ始める。いつもよりクリが充血し、熟れきった葡萄のように張り詰めている。指先が少し触れただけで、足の指先まで電気が流れたような痺れと快感が走る。

「ちょ、ちょっと美紗ちゃん、な、なにしてるの!美紗ちゃんも、オナニーしてるの?」

一本道

口唇愛撫の強度が落ちた事に気づいた裕二が視線を降ろすと、そこには自分の肉棒を咥えながらピチャピチャと性器を指で舐る美紗の姿があった。アルバイト中の美紗が見せる表情とはまったく違い、官能に溺れきった牝犬の雰囲気を漂わせている。

肉棒を咥えていた美紗が突然、独白を始めた。

「美紗は、んぁ、裕二さんのおちんちんをフェラしながら、指でおまんこをズボズボして気持ち良くなって、腰を振っちゃうんです、あぁあああああ」

(美紗ちゃん!そんなエッチなこと!!!)

美紗にしてみれば裕二の変態オナニーに煽られ、それに応える自然な台詞のつもりだったが、裕二の加虐に火を注いでしまった。

(よし、虐めてやる!美紗を、もっともっと虐めてやる!!!)

美紗の中の被虐性に気付いた裕二は、彼女のもっと淫らな面を見たくなり、煽るようにそそのかし始めた。

「もっとしていいですか?だろ、美紗」

「は、はい、もっともっと、指でおまんこを、ズボズボいじっていいですか……あ、やぁーん」

淫語を次々と口にしたせいか、美紗はさらに正常心を失い、裕二の前で恥ずかしげもなく大開脚したままズボズボと陰裂に指を送りこみ続ける。

(美紗、すごいな……こんなにやらしい子だったのか)

美紗の口奉仕にヌメッたイチモツをゆるゆると擦り上げながら、本気自慰の淫らっぷりに驚くばかりだ。。

(美紗は、オナニー、慣れてるな。いつも激しく指でおまんこをいじってるのか)

夢中になって自慰に耽る美紗の隣に腰かけ、耳許で囁く。

「美紗、いつもこうしてオナニーしてるのかい?」

裕二の低い囁きに、陰核と陰裂から沸る快感から美紗はふっと現実に引き戻される。みるみるうちに、羞恥の表情を浮かべ、指を股間に置いたまま押し黙ってしまった。

「してるんだよね恥ずかしいことじゃないから、大丈夫だよ。ねえ美沙。いつも、してるんだよね、オナニー」

美紗からは反応がないが、その態度がさらに裕二の加虐願望に火を付ける。

「ダメだよ、黙ったって。分かるんだから。今みたいに、してるんだろ?最近はいつ、オナニーしたの?どこでしたの言わないと、バイト先のみんなに言っちゃうよ。美沙はオナニーばかりしてるって」

「あっ、いやあ、してます!オナニーしてます!だから、もうみんなに言いつけるなんて言わないで」

眉をヘの字にしながら、秘密厳守を裕二にすがるように願う美紗。よほど自分の性癖や淫乱妄想を知られるのが怖いのだろう。

「最近は、トイレで……駅のおトイレで」

「駅の!駅のトイレでオナったの!!美紗は本当にいやらしいなあ」

(こんなウブそうな子が駅のトイレでオナニーするなんて)

呆れた表情を見せる裕二。その様子を見て、美沙が反論する。

「だって!だって裕二さんが、バイト中にえっちな顔してるんだもん。それ見たら……裕二さんのいやらしい顔見たから、私、変な気分になっちゃって、帰り道、我慢できなくなっちゃって」

言い訳がましく裕二を責めるが、駅の便所で指マンに身をよじった事実は変わらない。

「だからって、駅のトイレでマンズリする女の子なんていないよ。あきれた。美紗は本当に淫乱だよ!」

裕二からの強い叱責に、美紗は声も出せない。素直に告白してしまったことを後悔するが後の祭りだ。

「それに俺、そんなえっちな顔してないよ。バイト中だろ?」

「う、嘘!裕二さん、嘘つき!私、知ってるんですから!」

言われっぱなしの状況に反論するきっかけをつかんだ美紗は、ここぞとばかりに声を上げる。

「知ってるんですから裕二さん、女の子達のお尻とか、足を見て、目がエロくなってるんですから!この前なんて、おちんちんを、おっきくしてたじゃないですか」

誰にも知られていないはずのフェチ心を突かれ、裕二はギクリとする。美紗の言うことが当たっているだけに、今度は裕二が押し黙る番だった。

「バイト中に、女の子達をやらしい目で見て、おちんちんをおっきくさせてるの、知ってるんです。カウンターに立ってる子達を、いやらしい顔で見てるの!」

美紗は下半身を晒すように、ソファに座った裕二の前に立ちすくむ。裕二を見下ろすように立ち上がったが、身を翻し艶めかしい臀部を見せつけるように向きを変える。

「こ、こうやって、カウンターに立って真面目に仕事してるのに、裕二さんは、いやらしい目でニタニタ見てるんでしょ!」

モデルがポーズを取るように、尻を突きだし裕二を振り返りながら言い放つ。

(すごい……美紗ちゃんのお尻、きれいだ)

数十センチ先にある、神の創作物としか言いようがない美しい曲線を持つヒップに、心が捉えられ、またも陰茎に血液が流れ込んでいくのを感じる。

「したいんでしょ!裕二さん舐めたり触ったり、したいんでしょ!」

(いやぁ……私、どうしちゃったの……裕二さんをイジメると、興奮して、おかしくなる)

裕二が自分のヒップに釘付けになっているのを確認すると、美沙は指を陰核に這わせた。

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淫臭遊戯06

ファーストフード店のスタッフルーム。いるのは裕二ただ一人。貴重な休憩時間。いつもなら、ホッと一息つき、身体を休めているところだ。

だが今日は違う。目の前に、すぐそこにあるゴミ箱に、お宝が眠っているのだ。

(そこに、美紗ちゃんの履いてたストッキングが)

劣情をそそるお宝が自分の目の前にある。美沙が脱ぎ捨てたストッキングが、ゴミ箱に入っている。好意を寄せている美少女の、汗と匂いをたっぷり染みこませたストッキングが、手の届く距離にある。

裕二の密やかな欲望がムクムクと頭をもたげてきた。美沙の温もりを残したストッキングを拾い、感触を確かめる。クシャッとなった爪先を口に含み、美沙の足から発せられた汗の雫をチュルチュルと吸い上げる。股間の部分に顔を埋め、思いっきり鼻から息を吸い込んで……そこまで想像した所で、イヤイヤと強く頭を振る。

(ヤバい、ヤバいよな、捨ててあるとはいえ、取ったりするのは)

理性に従おうと頭を冷やす裕二。

(でも美紗ちゃん、捨てたんだもん。ゴミなんだから、どうしようが俺の勝手だ)

もうこんなチャンスはないぞ、千載一遇の好気を逃してどうすると、裕二の中の悪魔が命じる。

(見るだけ、見るだけなら)

休憩の残り時間はあと10分。

(見るだけだ。別に、ゴミを見るだけなんだから)

スッと椅子から立ち上がり、ゴミ箱に手を入れる。一番上にあるビニール袋を取る。

ビニールは口が縛られていた。縛りをほどきにかかる。結び目はすぐに解け、中から美紗の身に付けていたストッキングが現れた。

(これが!これが美紗ちゃんの!!!)

間違いない、美紗の足を包んでいたストッキングだ。更衣室で、美紗が脱いだばかりの。やはり、温もりがほんのり残っていた。もう裕二は我慢ができなかった。ストッキングの爪先に鼻を近付けた。

「んっんん、んんんーーーーんん!」

目を閉じ、ストッキングのフィルターを通過した空気を吸い込む。

(うっ!こ、これが美紗ちゃんの、足の匂い!)

予想していたよりはるかに匂いがなく、無臭と言って良かった。だが、皮膚からの分泌が多い年頃である。皮脂と汗、そしてかすかに石鹸臭の交じった、女を意識させる芳香が裕二の脳髄を刺激する。

「はぁ、はっ、はぐぅっ」

美沙の香りに支配された脳が、口を開いて味わえと命令してきた。命令に従い、ストッキングの足先を口に含む。

「んんっ!!!」

チューチューとはしたない音を立て、口に含んだ爪先を吸う。ほんの僅かだけ、塩気を舌先に感じた。さらに裕二の探検は続く。彼の視線はある一点、ストッキングの股間部分を捉えて放さない。

(ここ、ここは、股のところは、どんな香りと味なんだ!)

目をカッと見開き、股間部分を凝視する裕二。顔が徐々に、美紗の股間に触れていた部分に近付く。もう少し、あと少しで鼻にその部位が触れる瞬間

トントントントン……

(誰か来る!)

階段を昇る足音が聞こえ、手に持ったストッキングを慌ててユニフォームのポケットに突っ込む。そして自分の私物をしまってあるロッカーに歩いていき、大急ぎでそのストッキングをかばんに放り入れる。

「あ、裕二か。まだ休憩なの?」

同じくキッチンで働く男性アルバイトだった。

「うん、でももう戻らないと。じゃあお先!」

努めて朗らかな様子を繕い、スタッフルームを出て店内へと足を向ける。

(あぶねー、やばかったていうか、美紗ちゃんの取っちゃったよ)

美紗の陰部から浸み出したであろう淫香を吸い込み、香りの記憶を焼き付けるだけで十分だったはずだ。なのに裕二は思わぬ事態から、美紗の履き捨てたストッキングを窃盗してしまった。

(どうしようストッキング、ゴミ箱に戻さないと)

だが、そうする術は浮かばない。必ず誰かと一緒にいる機会が多いスタッフルームで、今日これから一人になれるタイミングは無さそうに思えた。

(大丈夫、バレない。うん、捨てたんだもん、美紗ちゃんは。大丈夫)

不安を打ち消すよう、何度も大丈夫だと繰り返しながら、店に戻った。

天然むすめ

一方の美紗は、店内に掛けられた時計を見やる。

(そろそろ、裕二さん戻ってくるよね)

美紗は彼が店に入る時の表情を見たかった。あの日、偶然目撃したギラギラとした裕二の表情と再会できるのではと淡い期待を抱きながら。

キッチンの奧にあるスタッフ専用出入口に目をやった時、偶然にも裕二が店に入ってきた。その顔は、美紗の予想と違い、キョロキョロと挙動不審者のように視線を泳がせ、怯えすら浮かべていた。

失望感を覚え、視線を背ける美紗。

(いや違うわ、裕二さんたぶん、わたしのを私の捨てたのを、取ったりしたからじゃ)

女の勘、と言っていいだろう。美紗は裕二の挙動から、彼が自分の予想以上の行為をしたことを嗅ぎ付けた。

店長に許可を取り、慌ててスタッフルームに戻る。誰もいないその場所で、ゴミ箱は美紗がここを出た時と同じ位置にポツリと収まっていた。

(ない!私がストッキングを包んで捨てたビニールない!)

驚きで言葉を失う美紗。裕二が自分の物を取ったことに間違いないと確信を得た。

(思い切って今日、裕二さんに)

体が熱を帯びていくのを感じながら、美紗は再び店内へと戻った。

厨房では裕二が忙しく働いていた。いつもなら、人一倍頑張る裕二に憧れの眼差しを向けるのだが、今日は違う。

(変態!裕二さん、私が穿いていたストッキング盗るなんて。変態男!)

フンと鼻を鳴らし、美沙は裕二を上から見下ろす気分で見やる。

(バイトが終わったら、待ってなさい、裕二さん!)

美沙の決意も知らず、裕二は逸る気持ちを抑えられなかった。ストッキングフェチな彼にとって、最高の獲物をゲットし、後は味わうだけになっていたのだから。窃盗の罪悪感を欲求が上回り、ストッキング泥棒をしたという後ろめたい気持ちなど消え去っていた。

バイトを終える時刻になると、そそくさとタイムカードを押して、急ぎ足でスタッフルームへと向かう。休憩時間中、少しだけ味わった美沙の汚れ。しかしまだ、肝心の箇所をきちんと楽しめていない。

帰宅して自室にこもり、美紗の履き捨てたストッキングを心置きなく味わいながら、シコシコと勃起を擦りあげたらどんなに気持ち良いだろう……彼の心は、変態自慰タイムを満喫することしか考えられなくなっていた。

身支度を済ませ、スタッフルームを出た瞬間、美紗が彼の目の前に現れた。

「あ、あ、美紗ちゃん。おつかれさま。もう終わり?」

「ええ、もう今日は上がりです。裕二さんも終わりですよね」

「うん、今日は終わり。はー、疲れたなあ今日は。早く帰ってゆっくりするよ」

(何て白々しい……ストッキング泥棒のくせに!)

変態っ!と罵りたい気持ちをグッと押し殺しながら美沙は口を開く。

「裕二さん、今日少しお茶でもしませんか?大事な話しがあるんです」

「大事な話し?なあに、それ?」

「分かりませんか?分からないですか本当に?」

「え、え、な、なんだろう大事な話しって」

彼の顔をまじまじと見つめる美紗。彼が見たことのない美紗の表情だった。

(まさか美紗ちゃん、ストッキングのこと)

「短い時間でいいから、お話し、付き合って下さいね」

有無を言わせぬ態度に、裕二は「うん」と頷くだけであった。

美紗からは、喫茶店で待つよう告げられた。そこは裕二も良く知っている店だった。立ち寄ったことはないが、バイトに行く際、必ず通る道にある。

店に着き、コーヒーを頼み、席で美紗を待つ裕二。彼女を待つ間も、かばんに収めた収穫品が気になって仕方ない。

(なんなんだ、大事な話しって)

美沙が話したいという事について想像してみるが、何も浮かばない。珈琲に口を付けながら、思案していると美沙が入ってきた。

「すいません、急に時間作ってもらっちゃって」

美紗はこの時、過去の自分と決別していることに気づいた。以前であったら、憧れの人を呼びつけ、待たせるなんてできなかった。好きな男の弱みを握ったことで大胆になっている自分に美沙は驚く。

向かい合いに座る美紗を改めて裕二は見つめる。

(美紗ちゃんて、こうしてみるとかなり可愛いよなあ。いつも下半身ばかり見ていたけど)

肉感的な美紗の尻から太股にばかり気を取られていた裕二であったが、このように正面から観察すると、顔だちにもかなり魅力を覚え始めていた。

ふっ、と息を整える美紗。キッと彼を睨み付けるや、

「ストッキング、返して下さい」

決然とした態度で、彼を非難し罵倒するかの口調で切り出す。

「え!」

ポカーンと呆気に取られる裕二。声を発することができない。

「私だけじゃないんです見た人がいるんです!」

嘘だ。明らかな嘘だ。とにかく、彼が持っているであろう自分のストッキングを証拠品として晒け出せればいい。美紗はそう考えていた。

「私のストッキング返して返して下さい」

美紗は涙をうっすらと浮かべる。自分の日記を勝手に覗いた親へ、涙で不条理を訴える少女のように、健気さを偽り、裕二をなじる。

「返してください!恥ずかしいんです、脱いだ物を男の人に取られるなんて」

裕二は衝撃で言葉が出ない。裕二が盗ったと確たる口調で主張する美沙に、何の反論も出来ない。

か細い声で「返して」と繰り返す美紗。やがて、その声は嗚咽へと変わる。込み合う店内で、若い女性の嗚咽はかなり目立つ。他の席にいる客達がざわめき始め、中には「金でも借りてるんじゃないの、あいつ」と見当外れな想像で裕二をなじる者まで出る始末。

客達の視線とざわめきは、ますます広がるばかり。雰囲気に耐えかね、裕二は慌てて美沙に声を掛ける。

「ちょっ、ちょっと、美紗ちゃん、とにかく、違う場所でゆっくりね。」

強引に彼女の肩をつかみ、伝票をひったくるように握ると、美紗をひきずるようにレジに向かう。千円札をレジに置き、「お釣はいいですから」とレジ係の女性に告げ、店外へ。

(まいったな)

裕二はとっさにこの近く公園へ行くことを思い付き、美紗の手を引っ張って無言のまま公園へと向かう。

5分程歩いただろうか。大きな池を取り囲むようにベンチが置かれた公園にたどり着く。土曜の夕方、すでにポツポツとカップルがベンチに座り、愛の囁きを交わしている。

素人無修正流出動画

「フーッ」

裕二は心を落ち着けようと深く息を吐く。泣き止んだものの、美紗はまだうつむいて暗い表情を湛えたままだ。

(もしかして前に店長が言ってた防犯カメラでバレたのか)

なぜ美紗に恥ずかしい行為が知られてしまったのか、思いを巡らせ始める。以前、スタッフルームでの窃盗が多発し、業を煮やした店長が監視カメラの設置を宣言した。防護策ではなく、隠しカメラで犯人を特定すると意気込む店長を、スタッフ達はやや呆れた態度で冷やかしていた。

もしかしたら、実際に店長がカメラを設置し、それでバレたのだろうか。だとしたら、裕二はもう店にいられないだろう。

暗澹たる気持ちになり、少しでも気分を落ち着けようと煙草に火をつける。

「あのさ、美紗ちゃん。何で俺がストッキングを盗んだって分かったの?」

もうこの際、はっきり聞いて確かめよう。裕二はそう決意し口を開いた。

「やっぱり、裕二さんだったんですね。私が捨てたストッキングを盗んだの」

嗚咽を漏らし暗くうつむいていたのが嘘のような表情で、美紗はきっぱり顔を上げ、裕二に向き直る。

「えっ?あっ?ええっ!!!美沙ちゃん、だって、俺が盗んだって言ったよね」

「とにかく、盗んだのは事実ですよね」

(美沙ちゃん、鎌を掛けたのか???)

キリッとした表情で裕二を見据える美沙。

(はめられた!)

時既に遅し。腰掛けているベンチが、崩れて溶けていくような感覚を裕二は覚えていた。

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淫臭遊戯04

(ここに、ここに美紗ちゃんのストッキングが!)

一人きりになったスタッフルームで、裕二はゴミ箱を見つめていた。

(ヤバイ、ヤバイよそんなの、拾いたいけど、バレたらヤバイし)

ストッキングに関して、裕二には誰にも言えない、禁じられた思い出があった。それは彼の中学時代に遡る。

エッチな4610

ある夏の日のこと、裕二は地域の集まりで夏休みのキャンプに来ていた。彼と同年代の子供たち30人程度と引率者の男女5名の大所帯で、高原のキャンプ地を訪れていた。

このような集まりお決まりのハイキングやバーベキュー、夜は花火やキャンプファイヤーをして過ごしており、裕二も普段味わえないアウトドア生活を堪能していた。

子供心を楽しませるキャンプだったが、ある事件が2日目の夕方、裕二の身に起こった。

夕食前に全員で山を散策していた時のこと。列の最後尾には裕二と女性の引率者が歩いていた。裕二はこの20代半ばの女性と以前より知り合いで、昔話をしているうちにペースが遅れ、列の最後尾になってしまった。

2人で山道を歩いていて、土の盛り上がった部分を乗り越えようとした瞬間、裕二は足を取られ、顔面からの転倒を避けようと手をついたところ、地面に落ちていた石の先で指の先を大きく裂いてしまった。鋭い石の先は肉をえぐり、驚く程大量の血が流れだした。

驚いた女性がハンカチを当て止血を試みたが、あっという間にハンカチは血を吸い真っ赤にそまり、まるで水を含んだ雑巾のようになってしまった。おろおろと慌てる女性だったが、止血の知識があったため、散策前に脱ぎ自分のリュックにしまっていたストッキングで裕二の手首付近を縛り、落ち着いた口調で裕二にこの場で待つよう告げ、男性の引率者を呼ぶ為に走っていった。

ショックで顔面蒼白となった裕二だったが、とにかく落ち着こうと地面に座り傷ついた指をかばうよう手を顔の前に上げ、助けを待った。その時だった。その時、止血の為に女性が使ったストッキングから、今までに嗅いだことのない匂いがしてきているのに気づいた。

(なんの匂いだろう)

クンクンと鼻を鳴らし、匂いを深く吸い込むと、頭と顔が熱くドキドキとしてくる。

(変な感じになってきちゃったよ、なんだろ。顔が、熱くなってきた)

ストッキングから漂う匂いに刺激されているのは自分でも分かった。だが、なぜその匂いにひきつけられているのかまでは理解しえなかった。

(ん?この辺から匂いがするのかなあ)

熊が蜂蜜を探すときのように鼻を鳴らし、ストッキングの股の縫い合わせ部分に鼻を近づけた瞬間。ツーんとした酸味の混じった、チーズ臭が彼の鼻の内部の細胞を刺激し、脳へと伝わっていった。

(この匂い、うわあ!)

突然、裕二は自分のペニスがムクムクと頭をもたげ、普段は皮に覆われた繊細な亀頭部分がパンツにこすれていくのを感じた。

(んっんんんーーー変だよ、なんだ)

ピリピリとした痛みを「おちんちん」に受ける。だが、それは痛みだけではなく、もっともっと味わいたく甘美な刺激だった。

(硬くなっちゃってる、僕のおちんちん)

驚いた裕二は、傷ついていない方の指でズボンの上から股間をなぞった。その瞬間、

「うわぁ!き、きもちいい!」

驚きのあまり、ギュッと力を込めて股間を握りしめてしまう。

「あーー、なに、なに!!」

握った手を本能のまま、上下に動かすとさらに脳を直撃するような快感が押し寄せてきた。思わず声を上げそうになり、声を抑えようと鼻の前にあったストッキングの股間に顔をうずめると、さらに深く濃い女臭が鼻梁に流れこむ。

(ああっ、な、な、なんだ!!!あーーっ!!!)

裕二はストッキングから鼻を離すことができず、さらに股間を強くこすりあげたその時

「ううっ!!!」

ペニスが膨れ上がり、何か液体が尿道を通り発射されていったのが分かった。

(うわあ!!!!なんか出た!!!!な、なに??なんなの??????)

「裕二君、ごめんね、遅くなっちゃって」

射精した瞬間、女性と男性の引率者が裕二のもとへと走ってきた。

「大丈夫?血、止まった?」

すっかり忘れていたが、深く傷を負った指先からの出血は止まっていた。しかし、別のモノを出してしまったのだが……。

幸いにして、裕二の初めての射精はそれほど量が多くなく、股間を見ても染み出したりはしていなかった。だが、腰に力が入らず、立ち上がることができない。

「その位でだらしないぞ裕二!男の子なんだからしっかりしろ!」

出血のせいで腰が抜けたと思い込んでいる男性引率者は、やれやれといった感じで裕二の肩を抱き持ち上げ、そのまま肩を貸し歩きだした。

(何だったんだろう、今のは。すごくきもちよかったけど)

性の知識を持っていなかった裕二は、今の現象を不審に思うばかりであった。

(でも、いい匂いだよな、これ)

手に巻きつけられたままのストッキングを見ていると、またおかしな気分になりそうで、裕二は慌てて目をそらし、前を歩く他の子供達に追いつこうと足に力を入れたのだった。

このメス豚がぁぁぁ!!

怪我をしたということで裕二は一人きりで食事を取り、風呂をすませ部屋に戻った。止血に使ったストッキングは手からすでに取られていたが、女性引率者もそのことを忘れたのか、裕二が捨てると思ったのか、そのまま彼の手に渡したままだった。

まだ部屋に他の子供達が戻るまでは2時間以上ある。裕二は布団にストッキングを持ったまま潜りこみ、山道でしたのと同じようにストッキングに鼻を当てる。やはり匂いの源は股間の部分だった。

(ここ、女の人のアソコに当たってるんだよな)

まだ見ぬ女性器への妄想を膨らませながら、ストッキングの股間に顔をうずめていると、またアソコが硬く盛り上がってくるのが分かった。布団の中で胎児のように丸まり、顔にピタリとストッキングを張り付け、フーフーと何度も繰り返し淫臭を吸い込む裕二。

昼間、山中で精通を迎えたばかりの少年らしいピンク色を帯びたペニスは、男としての機能を誇示するかのごとくいきりたっている。とはいえ、まだ皮も剥けきっておらず亀頭が半分しか外気に触れていない性器は、まだ青い果実といった感じだ。女性引率者の淫裂から放たれた、尿と分泌の残り香が、少年の汚辱心理を刺激して止まない。脳から発っせられた本能が、ツルリと肌色を放つ尿道口から透明なカウパー腺液の分泌を促していた。

裕二は大胆になり、布団の中で下半身をさらけだし、硬く充血の塊とかしたおちんちんを布団にこすりつける。

(あぅ!しびれる、きもちよくて、腰がうごいちゃうよ)

「はっはっはぁ、うぅ、ああ、くぅ」

幼い喘ぎを噛み殺し、クネクネと淫らなダンスを踊り続ける。

カチャ……

裕二のいる部屋のドアが静かに開き、休んでいるはずの少年への気配りだろう、灯りをつけることなく侵入してきた者がいた。

「裕二クン?」

それは、山道で裕二と共に散策を楽しみ、自ら穿き汚したストッキングで止血処理をした、女性引率者だった。

裕二クン?再び小言で彼女は呼びかける。反応が無かったが、彼がこの部屋にいることは分かっており、こんもりと人の形に布団が盛り上がっている場所を目指し歩いていった。彼女は裕二の様子が気になり、わざわざキャンプファイヤーを抜け出し、彼を見舞いに来たのだ。

カリビアンコム

裕二は淫欲ダンスに夢中になり、彼女の呼びかけに気付かない。彼女も裕二の変態自慰行為が現在進行形なことを想像すらしていない。

「裕二クン、大丈夫?」

はらりと布団を捲った瞬間、ウブな身体と顔つきをした少年が、下半身を丸出しにし、勃起ペニスを剥き出しにしたまま、驚きの表情で彼女を見上げる。

彼女はまだ理解が出来ていない。それはそうだろう。傷を負い、痛みを堪えながら休んでいると思い込んでこの部屋を訪れたのだから。ポカーンとした表情を浮かべながら、裕二の顔、剥き出しのヒップといきり立つ怒張、そして見覚えのあるストッキングを交互に見やるだけであった。

「ヒィッ、いやあーーーー!!」

やっと彼女にも裕二の変質的な行為が理解できた。鋭く悲鳴をあげ、顔を両手で覆ってしまう。

何より慌てたのは裕二だ。見られた恥辱は見る側の比ではない。

「ごめんなさい!佳織さん、ごめんなさい!」

何度も何度も詫びを口にし、恥ずかしさのあまり布団を頭から被ってしまった。そしてやっと彼は素直に女性引率者を「かおり」と、彼女の名で呼ぶことができた。

裕二は佳織を、彼が物心ついた頃から知っており、彼に取って初恋の人でもあるのだ。幼稚園の頃など、すでに小学生であった佳織の後をまとわりつくように追いかけ、「僕のお嫁さんになって」と甘えたりし、佳織を困らせたのだった。

いつしか裕二も男としての自覚が芽生え、初恋の相手である佳織に過剰な自意識で接するようになってしまい、ついには佳織を、「ねぇ」「おい!」などと呼ぶようになっていた。だから今回のキャンプで偶然鉢合わせした佳織に対して、名前で呼びかけることなく過ごしいた。

それが自慰を見られたことにより、くだらないプライドが打ち砕かれ、昔のように素直に佳織の名前を呼ぶことができたのだ。手で顔を覆っていた佳織の口から、泣き声が小さく漏れはじめた。手を顔から外し、意を決したような動きで再び裕二の布団を、今度はガバッと力強く捲り上げる。

うわっ!と慌てる裕二にお構いなく、彼女は裕二の手を引き布団に座らせ、そして、パーーーーーンッ!!勢い良く裕二の頬に張り手を見舞う。

「わたし、裕二のこと心配で心配で見に来たのに!何やってるのっ!!」

言い放った瞬間、わっと大粒の涙が目から溢れ、しゃくるような泣き声をあげる。裕二の持つ使用済みストッキングを奪いながら立ち上がり、振り返りもせず部屋から出て行った。

(佳織ねえちゃん、ごめんなさい。ほんとうにごめんなさい。佳織ねえちゃんので、へんなことしちゃって)

裕二も絶望的な恥ずかしさと申し訳なさで涙が止まらず、泣き疲れからか、いつしか深い眠りについてしまった。

EX SHOT

翌日、朝食の時間に佳織とすれ違う。お詫びの気持ちも込めて彼女に向かって軽く頭を下げすれ違った。だか佳織は裕二を見ようとはせず、そのまま離れていってしまった。

(やっぱり怒ってるんだな。仕方ないよな、あんなことしてたんだから)

気まずい思いで朝食はまったく喉を通らなかった。麦茶だけでも飲もうとテーブルに置かれたコップに手を伸ばすと、その方向の先に佳織が座っていた。

佳織はさっきと違い、裕二をきちんと見つめていた。その目は、何か後悔するような、裕二に対して何かを言いたげな目の潤みをたたえていた。しかし裕二と視線が交差したことに気づくと、佳織は慌てて目を反らしてしまう。ふぅ深い溜め息を吐いた後、裕二は一気に麦茶を飲み干した。

(もう、かおり姉ちゃんはこれからずっと僕を軽蔑するんだろうなあ。はぁぁ)

なぜ佳織のストッキングであんな恥ずかしい事をしてしまったのか、後悔の念ばかり頭の中をグルグルと回っていた。

キャンプも終わり、全員を乗せたバスは彼らの住まいへと走っていく。気分が晴れぬまま地元に到着し、虚ろな気持ちでリーダーの挨拶を聞き、解散となった。

背中のリュックを行きより重く感じ、一人で自宅へと歩きだした時のこと。

「裕二!」

無理に明るい声を出しているのが分かるトーンで、佳織が彼の名を呼びながら走ってきた。えっと思う間もなく彼女は裕二の手を取り、そのまま前へ前へと引っ張っていった。

「な、な、なに、佳織ねえちゃんどうしたの!」

訳も分からず手をつかんできた佳織に驚き、理由を問う。

「いいから。ちょっと話しあるから、うち来て」

ズンズンと進む佳織に圧倒されるまま、裕二は従って歩いていく。

「裕二、秘密、守れる?私との秘密。守れるって約束できる?」

「えっ?いや、あの、ひみつって。どんな?」

「とにかく、秘密を守れる?」

「あ、ああ、うん、まも……れる」

今まで見たことのない佳織の真剣な様子に気押され、裕二はうなずくのみだった。

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淫臭遊戯03

公衆の場での、破廉恥な指遊びを恥じ入るようにうつむき加減で、美紗は足早に自宅へと向かった。トイレには誰もいなかったはずだが、自宅へと向かう道ですれ違う人々が全員、恥語を唱えながら便座の上で絶頂を迎えた場面を見ていたような気がしてならない。

「まさか駅のトイレでマンズリしてイッちゃうなんてね」

「可愛い顔してるのに、自分からおねだりしてるらしいよ」

「オマンコいいだなんて、本当に下品で淫乱なんだな、美沙ちゃんは」

道を歩く人々のたわいもない会話が、美紗の耳には自らの淫欲をけなす言葉に聞こえてきてしまう。

(私どうしちゃったんだろう)

すべては、裕二の欲情を目撃してからなのだ。あの場面を見て以来、美紗の中の性的なダイヤルが「カチッ」と音を立てて回ってしまったのだ。

「みーさちゃん、こんばんは!」

下を見て、力なく歩いていた美紗は突然の呼びかけに飛び上がらんばかりに驚き、声の主をマジマジと見つめてしまう。

「こんばんは!ん?どうしたの?」

それは美紗の自宅そばにすむ初老の男性だった。彼はいつも、夕方から夜にかけて飼い犬を連れ散歩するのを日課にしている。美紗も幼い時から彼に良くなつき、家族ぐるみの付き合いをしていた。

「あ、ああ、おじさん!こんばんは」

「どーしたの?なんか様子が変だよ、みさちゃん。」

「え、ああ、そんなことないですよー」

意識して明るい声を出し、笑顔を作ろうと顔の筋肉に力を込める。その時だった。

「ウーーッウーーーーーーッーーーフッフッフッ、ウゥーーーーー」

犬が美紗の足にすりより、唸り声をあげながらクンクンと鼻を鳴らし、美紗の生足の匂いを嗅ぎ出した。まるで牝犬のサカリ具合を確かめるかのような行動だった。

「こーら!美紗ちゃんだよ!わかるだろ!どうしたんだ、おまえは」

散歩中に美紗と会っても、甘えるばかりだった愛犬の異様な雰囲気に彼は驚き、慌ててリードに力を込め、犬を自分の方へと引き寄せる。

(やだぁ、やっぱり分かるんだ、私のえっちな匂い)

途端、美紗はカーッと顔が赤くなるのを感じ、

「オ、オジサン、ごめんね、またゆっくり」

「あ、ああ、ごめんね。なんだこいつは、今日変だぞ。コラッ!」

ぴしゃり!と連れている愛犬の頭を叩き、叱り付ける。じゃあ、と会釈し彼とすれ違った瞬間、何気なく男性はつぶやいた。

「でも美紗ちゃん。急に大人っぽく色っぽくなったなあ。女の子は急に変わるからびっくりしちゃうよなあ」

い、いえそんな、いつもと変わらないですよと思いつつ彼の顔を見つめると、今までまったく意識したことがなかった仲の良い初老の男性が、ギラついた目をして自分を見ているように思えてしまった。

(あっ、そんな目で見ないで、いやぁ)

近所のオジサンをギトギトしたスケベ男に仕立て上げた勝手な妄想を抱くと、美紗はまた股間が汁気を帯びてしまったような気がし、慌ててその場から離れ自宅へと向かうペースを速めてしまう。

「ただいま」

靴を脱いでそのままバスルームに向かい、捨て去るように衣服を脱ぎ去り、まだ適温に達していないというのに全身に強くシャワーを浴びせる。胸から腰まわり、股間にかけては、特に強く。仕事で男に抱かれた売春婦が、好きな男との逢瀬前に、それまで浴びた精液の臭いを消すがごとくゴシゴシとシャワーを当て股間を洗い流す。

シャワーを浴びるといくぶんか気も晴れ、いつもの自分に戻れたような気がしたが、やはり倦怠感は消えない。夕食も取らずに美紗はパジャマに着替え、そのままベッドに潜りこむ。

美紗は冷静にその日の自分の行動をなぞろうとした。しかし、秩序立った回想をすることはできなかった。

「裕二さん、裕二さんのせいだよ」

ここまでの彼への想い、やはり裕二に告げないと。そう思いつつも、美紗には手段が浮かばない。

「そうだ、今度一緒にバイトする日に試してみよう」睡魔に引き込まれながら、美紗はある悪魔的な思いを実行に移そうと決めたのだった。

Cutie82

「オイ、そこ何やってんだよ!」

店長の怒声が響く。とは言え、お客が目の前にいるサービス業で、フロアにそのような声が達してしまうのはタブーだ。その辺は心得たもので、あくまでスタッフにしか聞こえないよう音量で怒鳴り声を上げる店長。

「今日、二人も無断欠勤してるかイライラしてるんだよねー」

カウンターに並ぶ他のスタッフが美紗に声をかけてきた。しかも今日は繁忙日である土曜日。店長のイライラも理解できないことではない。美紗はチラッと調理場に視線をやる。裕二が忙しく立ち回る姿が見える。

(今日絶対やってみよう)

ある計画を、美紗は実行すると決めていた。本当に自分にできるかは自信がないが、失敗しても自分にはダメージのないプランだ。今日しかない、今日しか、ぜったいに今日やるの、何度も心の中で繰り返し、気持ちを落ち着けようと試みた。

「ふー、疲れるね、土曜は」

スタッフルーム。休憩時間。美紗は長テーブルにポーチを置き、携帯のメールを見る仕草をしながら腰掛けていた。予定したとおり、美紗の休憩時間と重なる形で裕二がスタッフルームに入ってきた。

ドカッと美紗の斜め前に裕二は腰を下ろし、はーーっと息を吐きながら天井を見上げた。彼の疲れも無理はない。シフト通りの人数であればここまで彼に負担が掛かることもなかったろう。

「ですよね~、土曜日なのに勝手に休む子いるし、店長はイライラしてるし」

美紗も彼に同意するように言葉を返す。

(私、すごい!裕二さんとこんなに自然に喋れるんじゃん!)

ある計画を実行しようと腹をくくった美紗の心持ちが、いつもの弱気な自分を変えてしまったようだ。好意を抱いている異性への過剰な自意識が流れ去り、スラスラと受け答えができる自分に驚きながらも不思議な充足感を覚えていた。

部屋に入ってきた時より、彼も少し落ち着いてきたようだ。手に持ったタオルで顔をぬぐい、美味そうに飲み物を口にしている。

(よし、今だ、始めようっと)

いよいよ、美沙は計画を実行に移す。

「あ、やだ、ストッキング伝線してる!もー、買ったばかりなのにー」

いかにも今、初めて気がついたという演技と口調で、美紗は自らの脛から腿にかけての箇所を見やり、手でなぞる。どこまでストッキングのコワレが続いているか、確かめるようにスッと制服のスカートをあげてみる。

(絶対、見てるはず、裕二さん)

「あ!ここまで!もーー」

不条理に憤るかのように、美紗はさらにスカートをたくし上げ、太ももを露出させる仕草をする。着替えなきゃだめかも、でも今日はストッキングの替えがないし困ったなあ……思いつくまま適当な憤慨を口にする。裕二にはまったく視線を向けず、ただひたすら自分の下半身に目をやり、指で伝線箇所をなぞり続ける。

本当はすぐにでも裕二の顔を見てみたかった。予想では、美紗の嘆きを耳にしながらもあくまでクールに振る舞い、軽く爽やかな笑みを浮かべているのではと考えていた。

これ以上、足を撫で続けているのも不自然だ。そう思い、美紗は

「どうしよう、ストッキング伝線しちゃった」

あくまで軽い口調で顔を戻し、裕二を見やる。

(裕二さん!)

そこには、以前に女性スタッフを視姦していた時と同じ顔をした裕二がいた。

(や、やらしい顔してる)

彼の目線は、美紗の顔でなく、長テーブルの下にある彼女の下半身に向かっていた。テーブルがあるから、裕二に美紗の足が見えるはずはない。だが彼はそんなことにお構いなく、ひたすら美紗の下半身のある方向を見つめつづけていた。

彼の目を見た瞬間、美紗はギューッと胸が締め付けられ、血液が下半身に流れこみ、蜜がドクドクと溢れてくるのを感じ、たまらず内腿をもどかしげにギュッギュッとこすり合わせた。

(早く、早くしないと)

快楽の渦に捕われ身動きができなくなる予感がした美紗は、裕二から視線を外し、スタッフルーム奥にある更衣室へと向かった。ここからが美紗の淫らな計画の本章だった。

更衣室に行き、スカートを脱ぎ、用済みとなったストッキングを脱ぐ。

「あれー、ゴミ箱がないよー」

あえて裕二に聞こえるようにアピールする。脱いだストッキングを軽くクシャクシャと丸め、あらかじめ用意しておいた、店で使っているビニール袋を取り出す。カシャカシャと大きくビニール袋をいじる音を響かせ、中にストッキングを入れ、裕二のいる部屋に戻る。

「更衣室のゴミ箱、知りませんか?」

美紗の演技に心を取られ続けていたのだろうか、裕二はハッと顔を上げ、

「ゴミ箱?ゴミばこは、あー、わかんないなあ」

裏返った素っ頓狂な声で答える。魔法が解けたように、やっといつもの裕二の表情に戻った。

「そっかー、知らないですよね」

ヤレヤレと肩をすくめ、美紗はテーブル横にあるゴミ箱に、足からの発汗と股間からの淫露を吸い取ったストッキングを入れたビニールを無造作に捨てた。

「じゃあお先に戻りますね」

美紗は制服の乱れを鏡を見ながら直し、いつもと変わらぬ雰囲気を放つよう意識しながら裕二に告げ、スタッフルームを後にした。

(やっちゃった。裕二さん、絶対私のストッキングをゴミ箱から拾うはず)

こんなことができる自分が信じられないという思いと、さっき見た裕二の発情顔に全身が包まれ、平常心が一気に失われそのまま倒れこみそうに息苦しくなる。

(私のストッキング、裕二さん、どうするんだろう)

美沙は裕二が自分のストッキングを弄ぶはずと確信していた。

確信は妄想へと変わり、休憩後の勤務中、平静を装いながらも興奮で喉がカラカラに乾いてしまった。喉の渇きと反対に、股間は淫らに濡れて蠢く。興奮が抑えられず、カウンターの中で内股をこすり合わせずにはいられなかった。お客に見せる美沙の笑顔が、淫らな女のものに変わっているのを気付く者はいなかったが……。

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淫臭遊戯02

「そうだ、ストッキングは脱ぐなよ。そう、いい子だ。美紗、もっと尻を突き出せ。ケツから犯される時のポーズしてみろ!」

いつも働いている店内でストッキングを穿いたまま、雌犬が交尾をせがむポーズを取らされる恥辱。涙が出そうな羞恥とスカートを脱いでしまった心細さで震え、口からは小さく悲鳴のような嗚咽が漏れ出してしまう。

「おい、怯えたふりしたって駄目なんだぞ。怖くなんかないだろ、ほら」

あくまで高圧的な裕二に怯えながらも、臀部の割れ目の下にある快感の蕾に指を感じた。

「ひ、ひっ!!!いいっ!!」

美紗はそれまで背を反らせ高く突き出していたヒップを、さらに持ち上げ悲鳴を発してしまった。
背中越しに振り向くと、裕二は手を伸ばし、美紗の敏感な箇所に手を差し入れて、中指と人差し指で何かを探るように動かしていた。

「ほーら、ククク。美紗はこういうのが好きなんだよなぁ」

「あぁあああ、だ、だめぇーーー!いやあーーーー!!!」

裕二はさらに力を込め、右手で美紗の淫穴から出たぬめりを塗り広げるように、手を動かす範囲を広げていく。さらに左手を美紗の内股に差し入れ、右手の強引な動きからは想像もつかないような繊細なタッチで、いかにも愛おしそうに撫で回す。

内腿への柔らかいタッチで、全身の力が抜けて倒れこみそうになると、今度は淫汁がジュクジュクと染み出す陰部からの刺激が脳天まで突き抜け、ヒッと悲鳴をあげて尻が持ち上がってしまう。

「ヒッ、イイッ、イヤァッ!」
快感のせいであろうか、無意識に美沙は裕二の指の動きに合わせて腰を動かしてしまい、「こういうのが好きなんだよ」と言い放った裕二の言葉を裏付ける結果となってしまっていた。

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「俺さあ、足はさ、ストッキング越しに触るのが好きなんだよね。でも、大事なところはさ、こうして直接触るのが、いいんだよね」

裕二は両手を美紗の下半身から離し、今度は美紗の尻たぶを掴む。

「キャーッ!!」

美紗の悲鳴にお構いなく、裕二は尻を掴んだ両手に力を込め、ビリビリと化学繊維の繋がりを解いていく。パニック状態になりながらも、美紗はただ裕二の暴行を甘受するばかりで何の動きも取れない。

(なんで、なんでそんなことするの、裕二さん)
裕二の狼藉に顔を引きつらせる美沙。そんな美沙に裕二はお構いなく、ストッキングの裂け目から覗くショーツのクロッチを左手の指を使ってつまみ、グイッと横にずらし、右手の指二本を美紗の内部へこじ入れてきた。

「キャッーーーァァァァアアアアアッーーーーーー!!」

「ほらっ、ククク、やっぱりココは生で触るのがいいなあ、美沙のココも喜んでるしな」

指を迎え入れた美紗の膣は、明らかに喜びに震えさらに蜜をドロドロと排出し、内部の襞がウネウネと裕二の暴指を奥へ奥へと飲み込んでいく。だが心が肉体の快楽に追いついておらず、美紗はただ奇声とも嬌声ともつかぬ叫びを店内中に響かせるだけであった。

「ほらっ!美紗、気持ちいいだろ?バックから指マンされて、凄く濡らしてるじゃないか」

(イヤッ、いやぁ、いやあーーーー)
パニック状態の美紗は、駄々っ子のようにイヤイヤをし続ける。

「おねだりしてごらん、美紗、もっと、もっと指で私のオマンコをグチャグチャズボズボしてくださいって」
非情かつニヤついた声色で、裕二は美紗に淫語での宣誓を強いる。
「いやあーーーいやぁーーー!」

美紗は拒むが、最初に感じた異物感が失せ、下半身全体から湧き上がってきたゾクゾクする背徳の悦びに全身が包まれ始めていた。そして、悦びを与えてくれる男に従いたい欲求を感じ始めていた。
指の抽出を続けながら、裕二は美紗に覆いかぶさるように体を近づけ、口を美紗の耳たぶに当ててまた悪魔的な誘惑の台詞を囁く。

「みさ、ほらぁ、おつゆがいっぱい溢れてきてるよ。ね、言ってごらんよ、美紗。言ってごらん」
さっきより丁寧な、だが欲望を秘めた声で美紗の服従を促す。

「こうだよ、私は裕二さんに、バックから指でズボズボされて、オマンコからオツユを垂れ流して、すごく気持ち良くて嬉しいです、ほら、言いなさい」
少しずつニュアンスを変え、美紗に快感を表現することを強いてくるのだ。

(ああぁぁぁ、裕二さーん、私、凄くヘンで、感じてきて……あああ!!!)
さあ、早く、ほら……熱く息を吹きかけながら「言うと、エッチで俺好みな美紗に変われるから」と誘惑の強度を強め、洗脳するように繰り返し繰り返し淫語のシャワーを美紗に浴びせ続ける。

(もぅ、もお、だめかも。言いたいのぉーーー、エッチなコト言って、もっと気持ちよくなりたい!!!)
美紗の中の、淫らな種子がグングン育ち、快感に戦慄く唇からその芽が出ようとした瞬間、裕二の指が蜜壷だけではなく、ピンク色の突起に触れた。

美紗の体は跳ね上がり、グシュッとした感触とともに大量の愛液が吐き出される。もう限界だった。

「いいいいいっーーぃぃい!気持ちいいっ!!!裕二さーん、いいのぉ、すごく気持ちいいぃ……オ、オマンコ……美紗のオマンコ……もっとエッチにいじって!!!!そ、そおおお!ク、クリ、クリちゃんもそうやってコリコリしてぇ!!!」

フワッと体が落ちるのを感じ、驚いて周囲を見回す。状況がつかめない。目の前には眠り込んで体をユラユラと揺する初老の男性がいた。

(寝ちゃったんだ、わたし)
驚いて車窓から外を見ると、自宅がある駅がもうすぐだった。額と掌、背中と脇にグッショリと汗をかいている。

間もなく駅に着き、美紗は足早にホームから改札口へと向かった。

(やらしい夢、見ちゃってたんだ)
淫夢を恥じながら、改札口まで辿りつくと急に尿意を覚えた。

駅から自宅までは少し距離がある。

(おトイレ、行っとかなきゃ)
改札口で踵を返し、駅内にあるトイレに向かう。下半身を露にし、便座に越しかけ用を足す。

何の気はなしに指を陰部に伸ばしてみた。

「ん……んん……あっ……あぁぁ」
指が敏感な突起に触れた。クリトリスの先に触れただけなのに、全身をグルグルと快楽が回り始める。美沙の淫部は、まるで誰かに入念な愛撫を受けたような状態になっていた。

「だめ、こんなとこで、駅のおトイレだよ……」
抗う気持ちとは裏腹に、指を離すことが出来ない。離すどころか、クリトリスを包む表皮をめくり、性感突起を露わにしてしまう。顔を出したピンク色の突起に指を這わせると、全身に痺れが走る。

「はぁぁぁ、あぁ、溢れてくる、あそこ、ベチョベチョ……」

声と息を殺し潜める。首筋に血管が浮かびあがり、目を開けていられなくなる。

「な、なんで、なんでこんなに……はぁはぁ…………あぁぁ、すごい、すごく、いいよぉぉぉ」
クリトリスへの刺激だけでは飽きたらず、秘穴の入り口にまで指をつたわせた。

親指でクリトリスをねぶり、中指を淫汁で満ちた割れ目に伸ばし、上へ下へと往復させる。クチュクチュクチュクチュ……トイレの中に美紗の粘液と指との摩擦音が響き渡る。女性特有の発情臭まで立ち上ってきているのが自分でも分かった。

「あぁっ、ここ、ここ、ここっ、イイいっぃぃっ……」
快感と共に、もどかしい気持ちが沸き起こってくる。気持ちいいのに、心の奥まで響いてこない。何かベールで隠されてしまっているような気分を覚えてしまってたまらない。

「やだ、駄目、そんなのダメ」
もどかしい理由がすぐに分かった。美紗は一度の淫夢で、それまでの美紗とは違う人間、女に変わってしまっていたのだ。もっと欲しい、もっと下品にしたら気持ちいいということを、さっき見た夢の中で知ってしまっていた。

「お、お、お、オ、オマンコ、おまんこ、オマンコがいい」

夢の中で裕二が美沙に言うことを強いた淫語を、口にしてみた。

自分の口から発せられた、女性器の蔑称を耳にするや否や、その官能的な響きに脳が揺さぶられ、愛液がクチュリクチュリと滴る。

「んっ、はぁ!!!」

クリトリスと淫穴から湧き起こる快感が、今までに経験したことのない強さになり、美沙は声を発しながら便座の上でのけぞる。

(あっ、あっ、き、気持ちイイっ!なんで、なんでこんなに気持ちいいの)
淫語を口にすることで、未開だった官能の扉が開いてしまったようだ。時には美沙も自宅のベッドで自らを慰めることはあった。だが、こんなに強い快感を味わったことは無かった。

(やだやだ、私、やらしい、エッチだよ)
自らの指が引き起こす快感に怖さを覚えながらも、蜜を吐き出し続ける淫部からの要求は強まるばかりだった。

「はっ、は、はぁ、はぁーーん」
指の動きと同調するように、便座の上でカクカクと腰まで動き出してしまった。さらに耳と脳、そして美沙の本能が再度淫らな言葉を求めて来た。

(も、もう一回だけ、もう一回だけ)
もう一度だけと自分を制しながら、唇を開きつぶやいた。

「オマンコ……オマンコがいいです」

裕二に聞かせることを想像し、またも淫語を口にする。

「ヒッ、いいいっっ!!!んはぁ!!!」
淫語が頭に響いた瞬間、高い波が押し寄せ、悦びの声をトイレ中に響かせる。自分の声に驚いた美沙は、反射的に背を丸め淫部を覗き込むような姿勢で声を抑える。だが、指は止められない。止めるどころか、指が汁で満たされた穴の中へと吸い込まれていった。

「やっ、イヤッ、やぁ、いやぁーーー!」

膣壁を指で擦る事によって得られる快感に、驚きながらも飲み込まれる。
今まで、クリトリスからの快感しか知らなかった美沙。今日初めて経験した、膣肉から身体中にズーンと伝播していく気持ち良さに、便所オナニーを止められる事が出来なくなっていた。

「あっああああ、オマンコいい!オマンコいいよぉ!!!いいっ、オマンコ、オマンコがいい!!!オマンコいいですっ!!!」

もう抑えられない。駅のトイレということを忘れ、ひたすら淫語を口走り、グチャグチャクチュクチュと指遊びを続けていくのだった。

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